入院サポートセンター
手術・治療入院前の医療の質・安全性・効率性の向上を目標にしています
多くの患者さんが手術・治療のための入院に際して不安を感じられるでしょう。あらかじめ手術・治療の流れや入院後の生活の情報を詳しく知っていただくことで不安を軽くして頂けると考えています。入院サポートセンター受診により入院後に行うスケジュール(検査データのチェック、薬や書類の確認等)を事前に外来で済ませることで入院後の負担が減ります。また、これらによって治療の一部では手術当日や日曜日の入院が可能になります。安全に治療を受けていただくためには必要な検査データなどチェックしなければならないことがありますが、それらを医師(主科&麻酔科)、看護師、薬剤師、管理栄養士、医療秘書を主体としたチーム医療でおこなうことで、より効率的で質の高いケアが提供できます。このようにホスピタリティの向上、治療前準備の質向上、効率性の向上を目的に入院サポートセンターがあります。治療が決まった患者さんへの禁煙・口腔ケア・栄養摂取の重要性の説明、常用薬の確認と治療時に中止する必要があるお薬の確認とご案内、食物アレルギーの確認、麻酔科診察、手術室看護師による手術前後のご説明、入院後の実際の流れなどのご案内を行います。
入院サポートセンター受診のながれ
入院サポートセンターは基本的に2回の受診が必要です。
第2回目の受診時にはお薬手帳と実際の薬剤ををご持参ください(内服薬のある方)。
低用量ピルを内服中の患者さんは手術1ヶ月前に中止することが望ましいので問診票に記入して下さい。
入院サポートセンター受診<1回目>

入院サポートセンター受診<2回目>

入院サポートセンターのQuality indicator
治療予定入院患者さんへの介入率
25年(7月~) | 26年 | 27年 | |
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受診件数 | 22 | 909 | 3448 |
介入率(%)※ | 32.5% |
- 受診対象手術及びポリぺクトミー件数に対する受診割合
予定手術の中止率 2 / 2061 (0.097%)
★中止理由 甲状腺機能の変化1件、手術当日の食事摂取1件