「臨床研修制度の見直し」への対応について

Q1.東京都立 多摩総合医療センター初期臨床研修プログラムは、変更されるのでしょうか?
A1.平成22年度も従来通りとし、研修プログラムの変更は行いません。
    プライマリ・ケアを重視した骨のある内容とします。
Q2.当院の臨床研修の到達目標は、何ですか?
A2.患者中心の医療を実践する主治医に求められる能力の修得です。
    国民のニードでもある基本的診療能力を修得した医師を育成します。
Q3.到達目標を達成させるためにどのように臨床研修が実施されるのですか?
A3.到達目標が同じでも,病院毎に教育資源は異なります。
    そのため、病院毎に個別の研修プログラムが必要です。
    できるようになるためにはどのような手順で研修を行えばよいか学習方略が必要です。
    研修成果がどの程度みられているのか確認するための研修評価が必要です。
    当院では、これまで独自の学習方略と研修評価を6年以上実施してきています。
Q4.全分野の目標を達成するためには臨床研修期間はどの位必要でしょうか?
A4.2年間の臨床研修期間が必要です。
Q5.全分野の目標を達成するには、どのように研修すればよいのでしょうか?
A5.単に、細切れにスーパーローテーション研修するだけでは達成できません。
    ローテーション研修とその欠点を補完する研修を組み合わせたプログラムが必要です。
    当院では、2つの大きな柱からなる研修プログラムに沿って研修を行います。
Q6.今後、研修プログラムを変更する予定がありますか?
A6.卒前医学教育とも関係し、卒後臨床研修は、適宜見直しする必要があります。
    単に将来のビジョンのみを優先にした研修プログラムの変更はできません。
    大前提として、初期臨床研修の到達目標の達成が必要です。
    後期臨床研修(東京医師アカデミー)制度との整合性も重視する必要性があります。
    今後、さらに進化した魅力的な臨床研修プログラムを立案していきます。

平成21年4月28日
東京都立 多摩総合医療センター 臨床研修委員会
委員長・プログラム責任者
芝 祐信