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東京都立多摩総合医療センター

〒183-8524 東京都府中市武蔵台2-8-29

ジュニアレジデント(歯科)

歯科口腔外科の特徴

写真:歯科口腔外科スタッフの集合写真

当科は、多摩地域の広域基幹病院の歯科口腔外科として、20の歯科医師会と医療連携を結び、歯科治療の二次、三次機関としての役割を果たしています。すなわち、紹介患者が主体であり、一次医療機関である歯科診療所では、処置侵襲が大きく治療が困難となる患者や基礎疾患のある患者の観血処置を中心に行っております。また、全身麻酔の適応を含めて重度心身障害者の歯科治療も行っています。さらに、平成14年度に東京ER・府中の開設にともない診療時間内の救急医療も行っています。

次いで、近年、口腔と全身状態の関係が注目されており、当科では平成16年度より誤嚥性肺炎の予防目的に他科の入院患者の口腔ケア、平成18年度からは造血幹細胞移植患者や化学療法患者などの口腔ケアにも積極的に取り組んでいます。

診療内容、診療実績、スタッフ紹介については、東京都立 多摩総合医療センターホームページ、歯科口腔外科の案内をご覧下さい。

プログラム概要

研修歯科医臨床研修プログラムの目標と特徴
目標

本病院の臨床研修は新卒歯科医師として必要な基本的・総合的な歯科診療能力の習得・習熟、口腔に関連した全身管理・全身疾患の研修、人格の涵養とコミュニケーション能力の向上、地域医療の実践を通して生涯研修の第一歩とすること。

特徴

当院の歯科研修は2年制を採用している。医療各科とのチーム医療の実践における地域歯科診療支援病院歯科として、歯科口腔外科治療、有病者および心身障害者の歯科治療の技術と知識を習得し、高齢者社会に対応できる歯科医師の基礎をつくる。

研修期間

研修歯科医臨床研修期間 2年

研修歯科医臨床研修内容

指導歯科医および上級歯科医の指導により、歯科および口腔外科領域病変の正しい診断と治療法の決定および治療技術を確実に体得し、患者との信頼関係を確立する。また、医療スタッフと共に患者中心の医療を推進し、チーム医療を学ぶ。

研修歯科医臨床研修「基本習熟コース」
研修歯科医臨床研修「基本習熟コース」 (1年目前期より)
到達目標 個々の歯科医師が患者の立場に立った歯科医療を実践できるために、歯科診療に必要な基本的な臨床能力を身に付ける。
行動目標 ER受診患者を含めた歯科および口腔外科の診療を通して、基本的な臨床能力を身に付け、また、急性期医療を学ぶ。現症の背景にある全身状態を把握できるようにトレーニングする。
研修歯科医臨床研修「基本習得コース」
研修歯科医臨床研修「基本習得コース」 (1年目後期より)
到達目標 生涯にわたる持続的な研修を行うために、より広範囲の歯科医療について知識、および技能を習得し、臨床的視座を構築する。
行動目標 外来患者の医療面接、総合診療計画の立案から歯科口腔外科治療を行い、基本的な臨床能力をさらに高める。
また、心身障害者歯科治療や、全身麻酔下歯科治 療をはじめ、歯科口腔外科入院患者の全身管理を行い、さらに中央手術室における手術見学を通して、口腔領域の疾患と全身状態との関係について学ぶととも に、歯科口腔外科と関連する医科各科についても学ぶ。他に、東京都多摩府中保健所における研修を通して地域保健医療を経験する。
研修歯科医臨床研修「レベルアップコース」
研修歯科医臨床研修「レベルアップコース」 (2年目より)
到達目標 歯科診療に必要な基本的臨床能力を身につけた後、心身障害者に加え、高齢者、有病者の歯科治療について積極的に取り組む姿勢を養い、ハイリスクの患者の歯科診療に必要な臨床能力を身に付ける。
行動目標 入院下治療を要する患者を担当し、診療計画を立案し、それに基づいた全身管理および処置を行う。
技術習得のレベルに応じて、心身障害者や有病者の患者および難易度の高い処置を必要とする患者の歯科治療や口腔外科治療を行う。また、中央手術室における歯科口腔外科手術患者の手術助手を行う。
指導体制
  • 指導歯科医および上級歯科医による指導。
  • 医師、看護師、衛生士など医療スタッフ全員による指導。
  • 各専門外来の専門医(非常勤医)による指導。
  • 保健所指導医等による指導。
  • 歯科口腔外科あるいは病院が行う講演会、研修会、セミナー、症例検討会および見学等を組み合せて研修・指導を行う。
評価
  • 指導歯科医による評価を行う。
  • 研修手帳および評価シートを用いて、到達目標ごとに自己評価、指導歯科医評価を行う。
  • 東京都多摩府中市保健所指導医による地域保健研修の評価を行う。
  • 医療スタッフによる態度評価を行う。
  • これらは、診療科内において評価を得た後、歯科臨床研修管理委員会にて最終評価が行われる。
評価
評価
定期
  • 毎週火曜日、外来・病棟のカンファレンス・症例検討会および勉強会。
随時
  • 臨床研修管理委員会や院内の各委員会による講演会、研修会、セミナー、勉強会。
  • 歯科医療連携による歯科医療連携臨床懇話会、勉強会。
年一回
  • 院内および都立病院臨床研修医発表会。
  • 研修医旅行。

研修歯科医について

過去のマッチングの結果について

過去、口頭試問による選考を行っていましたが、平成21年度の選考試験から、口頭試問にアンケートを併用する選考を行いました。選考後に、マッチングを採用し決定します。

過去のマッチングの結果について
年度 病院見学者数(人) 出願者数(人) 受験者数(人)
20年度 13 4 4
21年度 31 9 8
22年度 23 10 9
23年度 18 3 2
24年度 23 7 7
25年度 18 2 2
26年度 21 6 6
27年度 17 7 7
28年度 15 7 7
先輩研修歯科医からのひとこと
平成26年度 研修歯科医
小山 侑
東京都立 多摩総合医療センターを選んだ理由は?

私は学生時代より口腔外科医になりたいと考えており総合病院での研修を希望していましたが、特に口腔癌治療を積極的に行っている多摩総合医療センターに興味を持ちました。
実際に見学に行ってみると院内はとてもきれいで明るく、全科が一緒になっている医局や外来の雰囲気が非常に良いと感じました。
また、形成外科、病理検査科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科研修といった総合病院のメリットを十分に生かしたカリキュラムであることから当院での研修を希望しました。

当科での研修を終えてよかったこと、また逆につらかったことや大変だったことを教えて下さい

手術や外来処置の件数が多く、たくさんの経験を積まれた指導医の先生方が積極的に治療に参加させてくれるため非常に貴重な経験を積ませていただきました。中でも、口腔癌患者さんは全身疾患を有していることが多く、医科的な知識が必要不可欠であるため毎日が勉強で充実した日々を過ごすことができました。私は研修終了後、母校の口腔外科に大学院生として入局することが決まっていますがこの研修が口腔外科医としての大きな礎になっていることは間違いありません。

また、医科研修医とも非常に仲が良く一緒に食事をすることが毎日の楽しみでもありました。他科の先生も分け隔てなく接していただけるので非常に仕事がしやすい環境でした。
大変だったことは歯科研修医が1人であるため仕事への責任感が求められることが大きなプレッシャーになることがありました。また、同じ悩みを共有することができず、壁にぶつかることも多かったです。しかし、壁を乗り越えた達成感は今までに感じたことのない喜びでした。

Q and A
今までの研修歯科医の出身大学は?
出身大学は、広島大学歯学部、東京歯科大学、日本歯科大学、松本歯科大学などです。
研修終了後の進路について?
多くは開業医勤務です。また母校の大学院(口腔外科・歯科麻酔科など)に進み研鑽を積む方も多くもいらっしゃいます。
歯科口腔外科を主体とした治療を行っていますが、当直はあるのですか?
病院として義務の当直はありません。しかし、口腔癌の術後や自分が担当する重症患者の全身管理を目的として病院に泊まることはあります。

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