産婦人科
はじめに
産婦人科医療には3本の柱があります。周産期、腫瘍、不妊・内分泌です。当院では加えて救急医療にも力をいれています。それぞれの分野に対する当科の治療理念・方針・受診の流れ・実績についてご説明します。はじめに大きな流れを、続いて各分野について詳しく説明いたします。関係のある部分からお読みください。
私たち産婦人科スタッフは、ご自分の健康に不安を持って、あるいは新しい命を授かって当院を訪れる患者さんが、ご健康を取り戻すために、あるいは母児ともに安全にお産を終えられるように、お力になりたいと誠心誠意努力してまいります。ですが、そのためには医療側と患者さん側との意思が通じ合えること、良い結果を得るためにはお互いに努力する必要があること、私たちの治療方針を理解していただき、納得して治療を受けていただくことが大変重要なことです。
医療は一方的なサービスではありません。健康を取り戻すために、あるいは新しい家族を笑顔で迎えるために、この情報を役立てていただきたいと思っています。
T.多摩地域における産婦人科医療の現状
現在の日本では、病院に勤務する医師が不足しています。とりわけ産婦人科医しかも東京都では都区内に比べて多摩地域で働く産婦人科医が絶対的に不足しています。「産婦人科医療崩壊」はこれからも進行すると考えられています。このような状態で必要な医療を提供するために、医師同士のネットワークを強固にしてまいります。診療所で提供できる医療、病院で提供できる医療はそれぞれ違う役割があります。「病院と診療所の連携=病診連携」を強めることでこの危機を乗り切ろうとしていることを、まずご理解ください。
外来診療→診療所へ- 「かかりつけ医を持ちましょう」
何かあったら病院に紹介してもらえます。 - 入院診療→病院へ
- 「多くの医師が必要な治療は病院で」
U.公立病院・研修病院としての役割のこと
当院は、東京都が運営する公立病院で、利益を上げるための病院ではなく、必要な医療は税金で補てんしても提供する義務があります。地域の基幹病院であり、研修指定病院です。産婦人科も、産婦人科専門医、婦人科腫瘍専門医、母体胎児専門医を育てる研修指定病院です。次世代の医師を育てる役割があります。この点についてご理解ください。産婦人科は外科系チーム医療で行う医療ですから、指導医をチームリーダーとしてチームで動いています。産婦人科として責任を持って診断治療にあたっていますので、研修中の医師が診療にあたることもご心配には及びません。どうぞ安心して診療を受けて頂きますようお願いいたします。
V.当院の治療方針とご希望が相いれない場合について
お産の方法も、婦人科腫瘍の治療方法についても、国や地域、文化によって色々な方法や考え方があります。病院や医師の考え方にも違いがあると思います。信仰する宗教によっては「輸血は絶対に受けたくない」という考えの方もいます。どんな方法でも「100%安全で確実」なことはなく一長一短がある以上、ご自分のご希望に沿って治療をお受けになることをお勧めします。私たちが提供する産婦人科医療はおおむね「日本産科婦人科学会」が刊行している「ガイドライン」に示された範囲内で行われているものがほとんどですが、場合によっては必ずしも説明されていないことや今までの実績にのっとって行っているものもあります。私たちは、その方にとって「ベストであろうと考える治療法」をお勧めしますが、それが必ずしも「ご希望」とは相いれない場合があると思います。専門的に判断してお勧めすることとご希望が合わない場合には、ご希望に沿った形で治療をしてくださる他の医療機関をご紹介いたしますので、無理な形で納得できないまま治療をお受けになることはありません。どうぞご遠慮なく申し出ていただきたいと思います。他の医療機関への転院については全く躊躇されなくて結構ですし、それまでに受けた検査結果などは転院に際して情報提供いたします。「セカンドオピニオン」も積極的に受けて頂きますようお勧めしております。私たちの治療方針をできるだけわかりやすく説明する努力はいたしますが、以上の点につきご理解ください。なお産婦人科では、「お産」でも「手術」でも輸血が必要な場合が数多くありますが、必要と判断すれば輸血しますので、この点についてもご了解ください。
W.受診の仕方について
受診はすべて予約制となります。まず病院の「予約センター」にお電話をして予約を取ってください。普段かかっている「かかりつけ医」からの「情報提供書」をお持ちの場合は、その旨をお申し出ください。 産科の受診については、周産期の項目にも「受診の流れ」が書いてありますので、予約を取られる前にそちらもご覧になってください。
スタッフ紹介
| 職 | 医師名 | 専門分野等 |
|---|---|---|
| 部長 | くわえ ちづこ 桑江 千鶴子 |
婦人科悪性腫瘍を専門とし、特に 化学療法、術前動注化学療法に従事 研究分野は癌末期緩和医療、癌化学療法、 婦人科腫瘍、細胞診 日本産科婦人科学会専門医 日本婦人科腫瘍学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診指導医(婦人科) 東京医科歯科大学産婦人科臨床教授 |
| 部長 | こうやま あきら 光山 聡 |
産婦人科一般、特に婦人科悪性腫瘍治療 産科救急 日本産婦人科学会専門医 日本婦人科腫瘍学会専門医 日本周産期・新生児医学会暫定指導医 東京医科歯科大学産婦人科臨床准教授 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 |
| 医長 | こいけ かずのり 小池 和範 |
産婦人科一般 日本産科婦人科学会専門医 東京医科歯科大学産婦人科臨床講師 |
| 医員 | いだ つとむ 伊田 勉 |
産婦人科一般、日本産科婦人科学会専門医 |
| 医員 | おおはし 大橋 まどか |
産婦人科一般、日本産科婦人科学会専門医 |
| 医員 | たかの 高野 みずき |
産婦人科一般、日本産科婦人科学会専門医 |
| 医員 | なかむら ひろたか 中村 浩敬 |
産婦人科一般 |
| 医員 | やました ゆか 山下 有加 |
産婦人科一般 |
| 医員 | きでら のぶゆき 木寺 信之 |
産婦人科一般 |
| 医員 | いしい かなこ 石井 加奈子 |
産婦人科一般 |
| 医員 | いちじょう りさ 一條 梨沙 |
産婦人科一般 |
| 医員 | わかまつ まさお 若松 昌巨 |
産婦人科一般 |
| 医員 | ばば しんじ 馬場 慎司 |
産婦人科一般、救急診療 |
| 常勤的 非常勤医員 |
きたわき よしみ 北脇 佳美 |
産婦人科一般 |
| 常勤的 非常勤医員 |
みわ れいあ 三輪 玲亜 |
産婦人科一般 |
| 常勤的 非常勤医員 |
わたなべ みゆき 渡辺 深雪 |
産婦人科一般 |
| 常勤的 非常勤医員 |
おぜき まりこ 小関 真理子 |
産婦人科一般 |
| 常勤的 非常勤医員 |
かなざわ せいじ 金沢 誠司 |
産婦人科一般 |
| 常勤的 非常勤医員 |
ながおか しんいち 永岡 晋一 |
産婦人科一般 |





