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東京都立多摩総合医療センター

〒183-8524 東京都府中市武蔵台2-8-29

薬剤科

診療内容・特色

特色

私たち薬剤科では、「すべての仕事は患者さんに通じる」を合い言葉に病院内のすべての医薬品に関する仕事をしています。

薬剤科の業務は、調剤、注射調剤、抗がん薬調製、薬剤管理指導業務、医薬品情報管理業務、医薬品管理、治験業務などで構成され、常勤薬剤師30名と非常勤薬剤師11名の総勢41名で、患者さん中心の医療を提供しています。

医薬品の購入から、調剤や注射払い出し、抗がん薬調製、病棟における服薬指導など患者サービスに努めるとともに、医師や看護師等への医薬品情報の提供や問い合わせなどを通じて、チーム医療に貢献し、医薬品の適正使用の推進を図っています。

各領域の専門薬剤師育成にも積極的に取り組み、がん薬物療法認定薬剤師、栄養サポートチーム専門療法士、糖尿病療養指導士、緩和薬物療法認定薬剤師、感染制御認定薬剤師、治験コーディネーター等の育成に努め、それぞれの専門性を生かした活動を行っています。外来患者さんの調剤では、必要な患者さんに相談室での服薬指導を実施しています。また、検査データ等の確認が必要な患者さんには、正しく飲んでいるか、副作用はないかなど注意してお薬を渡しています。入院患者さんには、病棟で薬剤師が直接、お薬の説明や疑問にお応えします(薬剤管理指導業務)。

業務紹介

調剤

医師が発行した処方せんに従って患者さんのお薬を作ることを、調剤といいます。

薬剤師は、まず受け取った処方せんの内容に疑問点がないか、不適切な点がないか確認を行います。混合する薬剤については、混合後も患者さんが服用するまで、湿度などにより変化することはないかなど安定性についてもチェックを行います。その上で、錠剤、散薬、水薬、外用薬(湿布薬、塗り薬、目薬等)などを調剤します。そして最後に、処方せんと調剤されたお薬に間違いがないか最終チェックを行った後、患者さんにお薬をお渡ししています。

お薬と一緒に、処方されたお薬の名前、作用、副作用、使用上の注意などが書かれた「お薬の説明書」をお渡ししています。大切に保管し、他の病院にかかる時は必ず持参して、服用中のお薬を確認してもらいましょう。副作用の項には、患者さんご自身で気づいていただくことが重要な、初期の症状を記載しています。重篤な副作用は、ごくまれにしか起こらないものでも、初期の段階で気付くことが大切です。

また、「お薬手帳」に貼るシールもご希望に応じて発行しています。お薬手帳があれば、過去や現在に使用した薬について伝えることができ、重複や飲み合わせの悪い薬を避けることができます。大切に保管し、他の病院にかかる時は必ず持参して、服用中のお薬を確認してもらいましょう。

さらに、継続してお薬を服用することにより、肝臓や腎臓などが悪くなってしまう可能性のある薬に関しては、患者さんの血液検査のデータをチェックして、必要に応じて医師に問い合わせをして、適正に薬が使用できるようにしています。

  • 写真:調剤
  • 写真:調剤
院外処方

院外処方せんは、地域の保険薬局で調剤してもらうための処方せんです。保険薬局では、薬歴を管理し、複数の医療機関からのお薬や、市販薬との飲みあわせ、重複のチェックを行っています。ぜひ「かかりつけ薬局」を決めてご相談ください。院外処方せんは発行日を含めて有効期間が4日間となっています。なお、保険薬局では患者さんがご自分のお薬を「先発医薬品」と「後発医薬品」から選ぶことができます。具体的にどのお薬を選ぶかは、院外の保険薬局で、薬剤師と相談してください。

お薬相談

当院で処方されたお薬についてご相談に応じています。

  • 薬剤科窓口で随時受け付けます。
    平日 9:30~16:30
  • ご相談に当たっては、以下の情報が必要です。
    患者さまの氏名、ID番号、診療科名、処方医師名、処方日
    ご相談の際には必要なお薬を必ずご持参ください。
注射調剤

注射処方せんに基づき、患者さんに投与するためのお薬を取りそろえ、鑑査し、外来や病棟に払い出すことを注射調剤といいます。入院中に病棟や外来のがん化学療法室で使用される抗がん剤については、標準治療ガイドラインに沿った投与量・投与期間等の確認や患者さんの検査データなどを見た上で、個人別払い出しを行っています。

写真:注射調剤
薬剤管理指導業務

担当薬剤師が入院患者さんに対して、アレルギーの経験、副作用が現れていないか、使っているお薬の相互作用や適正な量かどうかのチェックを行っています。そして、必要に応じて患者さんと直接お話しすることで、服用中のお薬の説明を行っています。その結果を電子カルテに記載し、医師や看護師をはじめ、他の医療スタッフとともに、安全な医療の実践に努めています。現在は、全ての病棟を対象に実施しています。

医薬品情報管理業務(DI:Drug Information)

医薬品情報室では、お薬に関するあらゆる情報の収集・整理・管理をしています。また薬事委員会の事務局業務や採用医薬品集の管理も行っています。医師を始めとする医療スタッフや患者さんからの問い合わせは毎月120件ぐらいあり、回答に当たっては得られた情報を評価・整理してわかりやすい説明につとめています。患者さんに直接伝えたり、病棟で薬剤師を通して回答したりしています。医師等、院内への情報発信は、電子カルテやコンピューターネットワークを利用しています。医薬品の情報は日々更新されていくため、薬剤科内部での勉強会を定期的に企画して新しい知識の習得を推進しています。医薬品情報室は、様々な業務を通じて、常に最新の医薬品情報を患者さんのために活用できるように努めています。

医薬品管理業務

医薬品管理室は、医薬品を購入・供給を担当する部門です。薬品在庫管理システムを利用し医薬品の使用量を把握して効率的な購入管理を実施しています。院内の医薬品すべてについて保管状況を適切に管理し、使用期限等についても定期的な確認を病棟薬剤師・看護師と協働で実施しています。なかでも法律で規制されている麻薬・向精神薬・覚せい剤原料・ 毒薬・血液製剤等は一薬品ごとに受け払い簿を作成して厳しい管理を行っています。また、医薬品統計(経理月報、薬効別消費額等)、後発医薬品導入資料の作成など効率的な病院経営への貢献を目的とした業務を担っています。

製剤(市販されていないお薬の調剤)

患者さんの治療や検査には、製薬会社から市販されていないお薬が必要になることがあります。このようなお薬は、医師からの依頼を受け、倫理性や安全性、安定性などを検討した上で、薬剤師が調製しています。

飲み薬(粉薬、水薬)、塗り薬(水薬、軟膏)、目薬など約30品目を調製しています。

写真:製剤
無菌製剤

注射薬が調製できる無菌室(クラス10000)の設備を整えており、市販されていない注射薬を調製しています。
ご自宅で中心静脈栄養に用いる注射薬を用意することも可能です。

抗がん薬調製業務

抗がん薬調製室に安全キャビネットを3台設置して化学療法センターや病棟で投与される抗がん薬等を調製しています。また、がん化学療法部会の事務局として適正な投与量やスケジュールの管理などについて検討し、安心・安全な抗がん薬治療を提供しています。

写真:抗がん薬調製業務
医薬品安全管理業務

薬剤科では病院内で医薬品が適正に使用されるように様々な取り組みを行っています。各医薬品について病院全体で適正に管理するための定期点検の実施、リスクマネージャーと組んでヒヤリハット事例の収集、解析を行い過誤防止に努めるなど、医薬品に関する総合的な安全対策に取り組んでいます。

入院サポート業務

入院サポートセンターを利用する入院予定患者さんに対して、使用薬剤の情報及び副作用歴・アレルギー歴等を薬剤師が事前に確認することにより、安全・安心な入院治療の確保に努めます。

入院サポート業務
専門薬剤師育成

患者さんのために、がんや緩和医療、感染防止、栄養サポート、糖尿病療養指導など様々な分野でより専門的な知識を持った薬剤師を育成しています。現在、十数名の薬剤師が資格を持ち、活躍しています。

学生実習

現在、実務実習認定薬剤師5名を配置し、薬剤科内の教育指導体制の整備に努めています。薬剤科内外にわたる2.5ヶ月間の実務実習を実施し、将来の薬剤師養成に貢献しています。

初めて 受診する

紹介予約制 を原則としています。

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