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東京都立多摩総合医療センター

〒183-8524 東京都府中市武蔵台2-8-29

麻酔科

診療内容・特色

麻酔科は常勤医師13名、非常勤医師10名(シニアレジデントを含む)により、手術患者さんの麻酔管理、ペインクリニック、緩和医療を行っております。東京ER多摩(救急・総合診療センターと救命救急センターの2部門からなる)で救急車の搬入を多数受け入れていること、母体救命対応総合周産期母子総合医療センターに指定されていることから三次救急に関連した緊急手術や産科緊急手術が多いが特徴です。24時間緊急手術に対応するため、当直体制で、小児総合医療センター麻酔科、神経病院麻酔科と連携を取りながら運用しています。

手術麻酔

当院手術室での年間手術件数は約7700件で、その内、麻酔科管理のもとで行われる手術(比較的大きな手術)は年間約6000件です。麻酔は手術に伴う苦痛を取り除くもので、局所麻酔、静脈麻酔、脊髄くも膜下麻酔、硬膜外麻酔、全身麻酔などがあり、手術内容や患者さんの全身状態に応じて麻酔方法が選択されます。

入院前の麻酔説明、相談

手術予定の一部の患者さんは、入院前に麻酔科外来を受診して頂きます。麻酔、手術を安全に 行うための追加検査などを行わせて頂くことがあります。

手術前日

13時から17時までの間に麻酔科外来で、麻酔科医が患者さんに麻酔の説明を行います。麻酔科外来では、問診票に記載して頂いた後、麻酔パンフレットをお渡しし、麻酔説明用ビデオをご覧頂きます。その後、麻酔に関連した既往歴や家族歴などを直接患者さんにお尋ねします。麻酔を行う上での必要な特殊な診察(首の動き、開口の程度、下顎の大きさ、歯の状態、背骨の状態など)をさせて頂き、麻酔に伴う合併症を含めて手術時に行う麻酔について詳しく説明致します。患者さんが移動できない場合は、担当麻酔科医が患者さんの病棟に直接お伺い致します。

手術当日早朝

担当麻酔科医は7時頃から手術室で麻酔の準備を始めます。8時からのカンファレンスでは、麻酔科スタッフ全員の前で担当患者さんの麻酔計画を発表します。全員で内容を検討し、それに基づき責任麻酔科医が最終的に麻酔方針を決定し、注意点を指示します。担当麻酔科医は、指示に基づいて必要薬剤、器材を追加準備します。

麻酔および手術中

患者取り違え防止のために、手術室入室前には主治医、担当麻酔科医、手術室看護師、病棟看護師全員で、ネームバンドを用いて認証を行います。患者さんが手術室に入室されますと、まず心電計や血圧計などを着けます。輸液および薬を投与する点滴のために少し太めの留置針を入れます。麻酔法を再度患者さんに確認し、麻酔を開始します。麻酔科医は手術中の患者さんの状態を常に観察し、呼吸、循環の調節を行っていますので、急変に際しては迅速に対応できますし、状況に応じ術者に手術方法の変更を求めることもあります。

手術翌日

麻酔科医は手術患者さんの術後診察のために手術翌日に病棟に伺います。患者さんに対し、痛みの程度はどのくらいか、めまい、吐き気はないかなど細かい点を確認させて頂き、麻酔の合併症の発生がなかったかを調べるとともに、麻酔の印象をお聞きし、更に良い麻酔を行うには今後どのようにすればよいかを毎朝のカンファレンスで検討しています。また、自己調節式ポンプを用いて、手術後の痛みを軽減させる方法を行っています。

ペインクリニック

ペインクリニックでは、神経ブロック療法や薬物療法などの様々な方法を用いて、有害な痛みを緩和するための治療を行っています。ペインクリニックで行う治療に関しましてはペインクリニック外来をご参照ください。

緩和医療

当院では緩和医療チームを結成し、がん患者さんが少しでも安楽に過ごすことができるように定期的に検討会を開き、意見交換しながら活動しています。また、院内セミナー、外部講師を招いての講演会などで、院内の啓蒙に努めています。

主な医療設備

手術室
全身麻酔システム(15室全室に装備) 人工呼吸器内蔵の最新式全身麻酔器
患者監視システム(15室全室に装備) 心電計、自動血圧計、経皮的酸素飽和度、呼気炭酸ガス、体温、観血的動脈圧などの同時測定可能
経食道心臓エコー装置(2台) 心臓血管外科の手術中に使用
高頻度ジェットベンチレーター(1台) 呼吸器外科手術の低酸素血症予防に使用
体温維持装置(温風式:15台) 体表面から温風により患者さんの体温を維持
筋弛緩モニター(15室全室に装備) 手術中に使用する筋弛緩薬の効果の判定
直流式除細動装置(2台) 緊急時の除細動
経皮的心臓ペーシング装置(1台) 突然の心停止時に体表面から心臓を刺激し動かす
気管支ファイバースコープ(9台) ファイバースコープによる気管挿管
分離肺換気の時の二腔気管内チューブや気管支ブロッカ―の位置決め
気管支ファイバースコープのカメラヘッド(1台) 気管支ファイバースコープの画像をモニターに表示
喉頭ビデオスコープ(1台) ビデオスコープによる気管挿管
血液ガス測定装置(1台) 血液中の酸素や炭酸ガスの濃度を調べる機械
移動式透視装置(2台) 骨折などX線透視を必要とする手術に使用
連続心拍出量測定装置(2台) 特殊なカテーテルを挿入し、心臓が送り出す血液量を連続的に測定
呼気麻酔ガス濃度測定装置(10台) 体の中の麻酔ガス濃度を測定
機械式PCAポンプ(15台) 手術後の痛みを軽減させる機械
急速輸血・輸液加温システム(1台) 大量出血時の輸血・輸液に使用
自己血回収装置(2台) 術野から出血した血液を清潔操作で回収し、自己血輸血という形で返す
赤外線酸素モニター装置(1台) 脳や筋肉などの臓器の酸素状態を計測
麻酔深度モニター(15室全室に装備) 麻酔の深さを測定する
血管穿刺・神経ブロック専用エコー(2台) 血管穿刺、神経ブロックに使用
ペインクリニック外来
スーパーライザー(処置台4台全てに装着) 熱エネルギーを利用した疼痛治療装置で注射が嫌いな患者さんに好評
低周波刺激装置(処置台4台全てに装備) 針治療の通電に使用する
イオントフォレーサー(1台) 薬液をイオン化して皮膚から浸透させる機械
誘発電位筋電図検査(1台) 顔面神経麻痺の程度を電気的に評価する
高周波熱凝固装置(1台) 痛みの原因となっている神経を破壊する

初めて 受診する

紹介予約制 を原則としています。

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