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東京都立多摩総合医療センター

〒183-8524 東京都府中市武蔵台2-8-29

がん診療連携拠点病院

当院は、平成23年4月1日より「地域がん診療連携拠点病院」に指定され、平成27年3月31日付けで更新されました。
これからも質の高いがん医療の提供と地域のがん医療水準の向上を図る拠点としての役割を担い、一層のがん医療の質の向上及び連携体制の整備に努めてまいります。

写真:指定書
がん診療連携病院指定書

がん診療連携拠点病院とは

概要

高度ながん医療の提供等を行い、がん診療の連携協力体制の整備を図るほか、がん患者等に対する相談支援、情報提供等を行うため、厚生労働省が定めた整備指針に基づき、「都道府県がん診療連携拠点病院」を都道府県に概ね1か所、「地域がん診療連携拠点病院」を二次保健医療圏に1か所程度、都道府県の推薦に基づき国が指定します。

東京都には「都道府県がん診療連携拠点病院」が2病院、「地域がん診療連携拠点病院」は当院を含め、現在、25病院となっています(平成28年1月1日現在)。

指定要件

厚生労働省が定めるがん診療連携拠点病院の整備指針を満たしていることに加えて、東京都は、5大がん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん)のほかに複数のがん(子宮がん、血液腫瘍など)についても集学的治療の実施など、高い診療機能を有していることを要件として、国に推薦しています。

集学的治療

がんの治療法としては、主に、手術治療、放射線治療、薬物療法などがありますが、これらを単独で行うのではなく、がんの種類や進行度に応じて、さまざまな治療法を組み合わせた治療を行う場合があります。これを集学的治療といいます。

地域がん診療連携拠点病院の機能・役割について

  • 高度ながん医療や緩和ケアの提供、セカンドオピニオンの実施
  • 相談支援センターの設置、がん医療従事者に対する研修や院内がん登録の実施
  • 都道府県がん診療連携拠点病院は都道府県のがん治療の質の向上及びがん治療の連携協力体制の構築に関し中心的な役割を担い、また、地域がん診療連携拠点病院は二次保健医療圏における中心的な役割を担います。

診療体制について

がん診療連携拠点病院の整備に関する指針(健発0100第7号 平成26年1月10日厚生労働省健康局通知)において、「集学的治療(手術、放射線および化学療法を効果的に組み合わせた治療)および標準的治療等の提供体制を確保している。」と定められていることに基づいて、当院でも次の各種治療法を提供しています。

集学的治療
1. 手術

手術療法の提供については、各診療科のページをご覧ください。

2. 放射線治療

放射線診療については、診療放射線科ページをご覧ください。

3. 化学療法

化学療法の提供については、外来化学療法センターページをご覧ください。

4. 緩和ケア

緩和ケアは、「がん」と診断された時から全ての過程を通して出現する身体やこころのつらさを少しでも和らげ、可能な限り患者の皆様やご家族の生活の質(クォリティオブライフ)を維持、向上していくケアです。

また、当院には緩和ケア病床はありませんが、「緩和ケアチーム」が入院および外来の患者さんやご家族のサポートをいたします。

東京都内における緩和病棟を有する医療機関一覧
セカンドオピニオン

当院では他院で診療を受けているがんの患者さんに対して、セカンドオピニオン外来を開設しています。対象は胃・大腸・肺・乳腺・肝臓のいわゆる5大がんを始めとして様々な種類のがんです。当院のセカンドオピニオン外来は完全予約制です。30分ほどの時間でそれぞれのがんの専門医が知りたいことに対してお答えします。

キャンサーボード

キャンサーボード(Cancer Board)は、診療科を超えて、また看護師、薬剤師、放射線技師等の職種を超えて協働して、1人のがん患者さんの治療の方向性を包括的に話し合っていく場です。
1つの診療科だけでなく、多職種での検討により患者さんにとって最適な治療方針をそれぞれの専門的な意見を出していくことで、その患者さんの心情、生活環境をも考慮した治療法を打ち出していくことが可能となります。それがキャンサーボードの最大の特徴です。
当院では毎月1回以上、定例(臨時開催も含む)キャンサーボードが行われています。また、随時に小規模なキャンサーボードも実施されています。
当院では今後とも、患者さんの治療選択の幅を広げるためにも、当院の治療技術の向上のためにも、キャンサーボードの活用を高めていきたいと考えています。

地域の医療機関との連携体制について

東京都医療連携手帳(がん地域連携クリティカル・パス)」とは、がん患者さんが、手術など専門的な治療を行った後に使用するもので、患者さんの5年ないし10年先までの診療の計画を立てたものを、一冊の手帳にまとめたものです。
患者さんが地域の医療機関を受診する際に、この手帳を持参することにより、当院の医師とかかりつけ医、その他の医療機関等が患者さんの治療経過などの情報を共有できます。
患者さんにとっては、「いつ」「どこで」「どんな」診察や検査等を受ければよいかがわかります。

がんに関する情報提供・相談支援について

がん患者さん・ご家族・地域の皆さんのご相談を専門の看護師やソーシャルワーカーがお話しをお受けし、悩みや困りごとを解決するお手伝いをいたします。(診断や治療の判断はいたしません。)

院内がん登録について

院内がん登録とは、各病院院で「がん」と診断または治療されたすべての患者さんについての必要な情報を集め、一定の決まりに従って専門の登録実務者が登録を行うことです。
そして、集めたデータについて分析・評価を行うことで、今後のがん治療に役立てていこうとするものです。

当院では、2010年登録症例から院内がん登録を行ったデータを国立がんセンターが行う全国集計に毎年提出しています。このことにより、年単位で新たに診断されたがん患者さんの人数、医療機関ごとにどのような治療が行われているか等が全国的に把握できるようになります。

また、院内がん登録で集めた情報を「東京都地域がん登録」へも提出しています。それにより、東京都のがん対策に関する医療計画や予防対策にも役立てられています。

さらに、 2016年1月「がん登録法」の施行に伴い、全国がん登録が始まりました。これにより、2016年登録症例より、がんの治療を行った全ての医療機関が国立がん研究センターへの症例提出が義務付けられることとなりました。

PCDAサイクルの実施について

当院では、がん診療に関係する部署において、計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Act)の業務プロセス管理手法を実施し、がん診療の質及び安全の向上に役立てています。

PCDAサイクルの図の画像

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紹介予約制 を原則としています。

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